コロナこのごろ
客が来ないと悲鳴を上げる飲食店が数々のメディアで取り上げられてる。普段サラリーマンで賑わう新橋も、若者で溢れる新宿も、果ては僕のバイト先でも目を疑うほど人がまばらになっている。
だが1回考え直してほしい。「人がいない」のが異常なのだろうか、と。
どう考えても「まだ僅かながら来店してる人がいる」方が異常だろう。
今月7日緊急事態宣言が発令された。日本で過去に発令された例を調べると
・東日本大震災で福島原発に発生した事故に対する原子力緊急事態宣言
・太平洋戦争開戦
など教科書レベルの出来事が並んでいる。
まさに未曾有の事態。前例がどうとか言ってる場合じゃないのは明らかである。
そんな中今日は1週間ぶりぐらいのバイトだった。家出たくないし接客なんてもっとしたくないけど自分で入れたもんは仕方がない。短時間だしどうせ客もいないだろう。そう思っていた。
し か し
ババァ「このお店は明日からお休み?」
ぼく「5/6まで土日以外は営業しております」
ババァ「アラ〜!よかったワァ!」
な に も よ く ね ェ よ
なにがよかったなの?お前の居場所(笑)が守られましたみたいな?
いやウチもウチで土日以外もやるのもどうかと思うけどさ、コーヒーなんか家で飲めるだろ。
喫茶店でお茶できなくても死にやしねェんだよ。お前はもうすぐ死ぬけどな。ガハハ。
今日来た客はどいつもこいつもこんな具合だった。今や貴重となったマスクをつけ、アルコール消毒の手拭きを持ち歩いている。このバカ共がドブに捨てているせいで本当に必要な人に回らない。
よく考えたらこんな中お茶しに出かけてるのはふるいにかけられた日本でもトップクラスの異常者なんだから今シフトに入ったらこうなるのは予想がついたハズだ。無理言ってでも休ませて貰えばよかった。クソが。
さぁここで異常者紹介のコーナーだよ!
「妖怪指舐め」
その名の通り指を舐めて紙幣をめくるバケモノ共である。価値ある日本銀行券が一瞬にして高濃度汚染物質に成り果てる。そのシワシワの手は水分以外にも生気を吸い取る。
「マスクギフターズ」
卓に使用済みのマスクを置いて帰るやつら。シンプルに汚いから本当にやめてほしいしどうやって帰ったのか甚だ疑問である。みんなはマスクは大事にしよう。
「キャッシュレス・ユースレス」
スマホの画面ひらいてどれ?とか聞いてくる。いや知らねェよ。俺使わないし。そもそも中国の現金の信用率が低いから発展したキャッシュレス決済を日本で普及させて何の意味があるんですかね。お前らには無用の長物だよ。
まぁとにかく最初のやりとりのババァ含め今日来ただけでもこんな奴らばっかりである。ほとんど中高年のジジババ共だし。最後のはコロナ関係ないじゃん。でも普段店に来たら間違いなくムカつくから異常者認定は間違いない。
名実共にお前らはばい菌なんだよ分かったか?あ?
僕は幸か不幸か超インドア派なのでこの状況も全く苦にならないどころか精神が日に日に潤っていくのを感じるがアウトドア派の人には酷だろう。
まぁインドア派とはいえ僕も友達と遊んだり、ライブやフェスなどが尽くコロナで潰されてしまうのはなかなか応える。
それでも家にいるべきなのだ。映画を観たり、音楽を聴いたり、本を読んだり、料理をしてみるのもいい。筋トレだってできるし酒やタバコの嗜好品も愉しめる。果てはオンライン飲み会、なんてのも流行っている。
それだけで世のため人のために、そして何より自分のためになる。なにが不満なの??
まとめると非常識で老い先短い社会のゴミがぼくに病気うつしたら殺すかんな?許さないかんな?はしもとか〜んな♡
っておはなし。性格悪いねぼく。こんなカスみたいな使い方して橋本環奈にお詫びしてもしきれないですね。はい。
こんな無意味な文書ぐだぐだ綴っても自粛ってのは自ら進んで行い、態度を改めるという意味。他人への強制力はないから店に来た人たちにもストーリーで遊んでるのをあげてるひとにも「家にいろよ!」なんて言う権利はないのかもしれない。
それでも宣言された「緊急事態」という意味をもう一度捉え直す必要はあるはず。
緊急事態宣言は5/6までだという。丁度その頃都心の大学は授業を開始する所が多い。生田は東京じゃねーじゃんって思ったやつ、覚えとけよ。
緩んだ世間のムードに大学や会社の再開も相まってせっかくの1ヶ月の我慢が水泡に帰す。そんな絵に描いたような最悪のシナリオが僕の空想で終わることを願ってやまない。
おしまい